「すべてのものに指定席」これって本当にできる?
「すべてのものに指定席をつくってあげる」
ものの整理ができた後、これさえできれば大丈夫!な、おかたづけのとっても大事なポイントです。
おかたづけの勉強をされている方や興味のある方にとっては聞きなれた言葉ですよね。
でも「すべてのものに指定席を」と考えると、
「なんだかきっちりした性格の人じゃないとむずかしそう。。」とハードルが高く感じてしまいませんか?
そもそも「すべてのもの」って人によっても時期によっても変わるし、ずーっと同じじゃない。
「ずっとあるもの」の指定席はつくれても、そうでないものは散らかりがち。
「とりあえず指定席」のススメ
DMや書類など、とりあえず置いたもので散らかってしまいます。
というご相談を以前受けたことがあります。先ほど述べた「そうでないもの」にあたりますね。
そこでおすすめしたいのが「とりあえず指定席」。
わが家の例をご紹介。
とりあえず置く場所がない!というものの指定席。
これは名付けて「要対応ボックス」。無印良品のファイルボックスを使っています。
年末調整まで保管が必要なハガキや、予防接種の予診票など、対応が必要なものを入れています。
ここで大活躍なのがクリアファイル!ボックス内で迷子になるのを防いでくれます。
こういうものを とりあえず机の上にポイ! と置いてしまうと、必要な時に見つからなくて焦る!という事態に。
お気に入りの古道具の木のかごは、食品たちの とりあえず指定席 。
お菓子やパンなどが入っていることが多いです。
布で隠せばガチャガチャしたパッケージも気になりません。
きっちりできなくても大丈夫。
すっきり片づいたお家=きっちりした性格じゃないと難しい
そんなことは全然ありません。
むしろ整理収納アドバイザーさんには、私も含め、面倒くさがりの方が多いんです。(同業の方、ですよね?笑)
面倒くさいから、ラクするための仕組みをつくる。
むしろきっちり決めつけすぎない、収納にも考え方にも余白の部分って大事です。
今日お家に帰ったら、机の上にポイ!と置いてるものたちに、「とりあえず指定席」をつくってあげませんか?