自己肯定と自己受容とバガボンド名セリフ

 

こんにちは。

今日は自己肯定と自己受容のおはなしをします。

 

「自己肯定感」という言葉は数年前からよくメディアでも聞くようになり、

読んで字のごとく「自分を肯定する。」その大切さを多くの人が知って、

「自己肯定感をあげる方法」などのノウハウを発信する方も多くいらっしゃいます。

 

もちろん「自己肯定」も大事なんですが、

わたしがこころを観察し続けている中で、もっと大切だと知ったのが「自己受容」です。

噛み砕いていうと「自分を受け入れ、許す。」というような感じ。

 

「自己受容」はどちらかというと過去。

「本当は〜〜〜したかった。」「本当は〜〜〜と言いたかった。」「本当は〜〜〜したくなかった。」

あとはマイナス(だと自分が捉えている)面

「今日は〜〜〜できなかった。」「こどもにイライラ怒鳴ってしまった。」「何かミスをしてしまった。」などなど・・・

 

苦しいとき、これらを「見たくないもの」として扱うと自己受容できずに感情はたまっていき

消えずにどんどん蓄積されて、コップがいっぱいになると溢れでてしまいます。

 

受けとめて、許すことで、感情を手放す。

盲点で苦しかったのは、許したつもりになっていてもすぐには手放せないこともある、ということ。

 

21〜22歳の頃に読んで感銘を受けた漫画、バガボンドの中にこんなセリフがあって

恐怖を真っ向から受け止め、それらを傍らにのけておく

それができるのが強者じゃ

傍らに置いておく勇気、というのも時には必要。

「〜〜〜ができた自分」「人の役に立つ自分」「人に必要とされる自分」などなど

条件つきの自分を肯定できても、じゃあ「できない自分」に直面したときに苦しくなってしまう。

「ただ、そこに存在する自分」を受容し、肯定できることがスタートラインです。

 

またまたバガボンドから、沢庵さんの名セリフ

認めてしまえ ありのままのお前を。修行はそこからだ

ぜーんぶひっくるめてのお前なんだ いいんだ それで
喜びも怒りも、哀しみも楽しみも。 いいんだ、それで。