おしゃれなインテリアに魅せるコツ「視線」

マイホームや引っ越し、模様替えでせっかくならおしゃれな部屋にしたい!

だけどどこに何を配置するのが正解?

という方に意識してほしいのが「視線」と「動線」。

今回はインテリア要素で大切な「視線」についてお話します。

 

ポイント①インテリアを飾るなら「視線」を意識する

重要ポイントなのに意外と見落としがちな「視線」について。

 

例えばこんな間取りがあったとして

(フリー素材をお借りしています。マンションによくある間取りですね。)

お気に入りのファブリックパネルを飾りたい!という場合、あなたならどこに飾りますか?

 

正解はここ!とお伝えしたいところですが、厳密にいうとご家族構成やライフスタイルや動線などによって変わってきます。

とはいえ「インテリアを見(魅)せたい」のであれば、人の目につかなければ意味がありません。

 

・帰ってきて必ず目がつく玄関横〜廊下の壁

(玄関入って正面が壁の場合は、絶好の「魅せる」ゾーン!)

・ご家族やお客さまとご飯やお茶をしながらくつろぐときに視界に入るダイニングテーブル横の壁。

なんかはおすすめですね。(いずれも目線の高さに持ってくると良いです。)

 

大きめの観葉植物を飾りたい場合は?

ダイニング側の南東の角がおすすめ。(南西はテレビが配置されているので)

リビング入口から対角線上に目線を引きつけるモノがあると、お部屋が広く見える効果もあります。

 

窓の開閉の邪魔にならないようであれば、思いきってリビング扉の正面の窓の前でも。

先日お伺いした 整理収納アドバイザー・ルームスタイリストの先輩 柴村真弓 先生のお宅がその配置で素敵でした!

 

ちなみに我が家はリビングの扉をあけて正面の壁側(目線の高さ)に大きめの植物など「見せたいモノ」を飾っています。

コンセプト画像

 

ポイント②見せたくないモノも「視線」を意識する

では、逆に「書類」や「文房具」など雑多になりやすい、見せたくないけれど必要なモノはどこに置くのが良いのでしょうか?

リビングでよく使うモノと仮定して、動線を考えてリビングのどこかに置く前提でお話します。

 

再度同じ間取りで見てみると・・・

 

おすすめはソファ後ろの壁面。

(間取り図上も棚のような表示がありますね。)

 

・リビングの入口を入ったとき

・ソファでくつろいでいるとき

・ダイニングテーブルでご飯を食べいるとき(南側の人からも座っているとソファで隠れる)

 

どの位置からも正面に来ることはありません。

もちろんこれは「隠したい」場合ですので「見せる収納がしたい!」という場合は変わってきます。

 

目につく場所にしか置ける場所が無い!という場合は、

そもそも収納用品をお気に入りの「見せたいモノ」にしてしまうか、

近くに植物やインテリア雑貨を配置して「目線を誘導する」という回避テクニックも。

 

お部屋の居心地は人間関係につながる

大事なことなのでもう一度言いますが、「視線」を意識するにせよ、「動線」を意識するにせよ、

ご家族構成やライフスタイル、お家の間取りなどによって適材適所は様々です。

画一的で無いからこそ、整理収納アドバイザーやルームスタイリストのお仕事には価値があると思っています。

 

整理収納アドバイザー・ルームスタイリストってどんなことができるの?→サービス一覧はこちら

 

「見せたいモノは目につきやすい場所に」「見せたくないけど必要なモノは目につきにくい場所に」

を少し意識するだけでもお部屋の居心地は変わってきます。

(不要なモノを別の部屋に詰め込むのはちがいますよ!)

 

居心地が良い時間と空間は、

自分をご機嫌にしてくれるし

自分がご機嫌でいられると、家族にもやさしくなれます。

 

 

※ 当サイトでは、風水や鬼門については専門外となっております。それらを気にされる方は、専門家の方や専門のwebサイトをご覧ください。